痴漢事件は,冤罪の温床と言っても過言ではありません。
そこでは,限られた観察条件に基づく曖昧な供述証拠,そのような供述証拠に対する捜査機関や裁判官の不適切な評価,証拠自体が限られていること等,様々な問題が含まれていると考えられます。
本ゼミでは,痴漢冤罪の基本的構造,及びそれを基に捜査段階,公判段階において,弁護人として活動をすべき具体的内容等につき,「裁判官はなぜ誤るのか」(新赤版)の著者であり,全国痴漢冤罪合同弁護団団長などをつとめられた秋山先生からお話を頂く予定です。また,時間が許す限り,冤罪事件一般についても,お話を頂く予定です。是非ご参加ください。
また、アドバイザーや他の参加者と共に、具体的事件の悩みどころについて検討する時間もとる予定です。参加者からの具体的事件に関する持ち込み相談も大歓迎です!なお、時間配分の関係がありますので、持ち込み相談したい方は、できるだけ事前に事件の概要をご連絡ください。
なお、ゼミ終了後には、講師の先生を囲んでの懇親会も予定しておりますので、こちらもお時間の許す限りご参加ください。
(事務局担当:岡田,白井)