「99.9」。これは、日本の刑事裁判における有罪率を表した数字です。日本では、起訴されて裁判になってしまうと、99.9%有罪となってしまいます。つまり、無罪になる可能性は0.1%です。それほど、刑事弁護人にとって、無罪判決を得ることは難しいと言われています。
そのようななか、今回の若手ゼミでは、69期から75期という若手の弁護士ながら無罪判決を得たご経験のある講師をお招きし、無罪判決を得た事件の報告を行っていただき、赤木竜太郎弁護士にコメントをしていただきます。捜査・公判を通じて、無罪判決を得るために行った弁護活動を具体的にお話ししていただきます。