「この被告人に、何を、どのように聞くか?」「どのような情状事実なら共感してもらえるか?」
みなさんは、このような疑問を抱いたことはありませんか。我々が実際に担当する多くの事件は情状事件です。そして、被告人質問はほぼ全ての事件で行われます。決して他人事ではありません。
そこでは弁論に向けたケースセオリーの確立、それに基づく被告人質問の構成、聞き手にとってわかりやすい質問の実践、その情状事実がなぜ量刑を軽くするかの説明が必要となります。
これまで、ケースセオリーを確立しないままに、また、どのような聞き方をするのか意識しないまま、漫然と被告人質問に臨んでしまうこともあったのではないでしょうか。
今回の若手ゼミでは、一つの事件を題材に「この事件で被告人に何をどう聞くのか」についてお話ししていただくと共に、実践指導の形式の方法によって、具体的なご指導を頂く予定です。皆さんの積極的な参加をお待ちしております。
※なお、資料をメーリングリスト上で事前配布する予定です。
なお,ゼミ終了後は講師を囲んでの懇親会も予定しております。こちらも是非ご参加下さい。
(事務局担当:古山 弘子)